暗闇の世界から学ぶこと。《ダイアログ・イン・ザ・ダーク》
実は、ブラインドサッカーにわが社の社長が関わるようになってから
私もお手伝いをさせていただく中で、
少しでも気持ちを理解しよう
自分の感性を磨こう、と後輩と
「ダイアログインザダーク」へ行ってきました。
1月に!笑
その時の様子や感じたことを
当時の自分の記録と記憶から書いていこうと思います。
このダイアログインザダークは、
本当に暗闇の中を杖だけを使い、数名のグループで様々な体験をするというものです。
はじめに、真っ暗でお互いの顔が見えない中で自己紹介をしあだ名を決めます。
これは困ったときにすぐに人の名前を呼んで助けを求めるためです。
だいたい声質でどのような人間か判断します。
暗闇の中に入る際、ではどうぞ!と案内する係員。
この係員は、暗闇のスペシャリストです。
そこで、「朋世さん!行きますよ!」とリードしてくれる後輩。笑
「こわいこわい!」とおじけずく私をリードしてくれる後輩。笑
とてもたのもしい後輩。笑
段差やトンネル。
様々な障害物を乗り越えながら目的地へ向かう私たち。
先頭のひとが「ここには~があります!気を付けてくださいね!」と言ってくれる。(ほぼ後輩がリーダーシップを発揮していた笑)
「大丈夫ですか?」と手を伸ばしてくれる優しい人たち。(後輩は先頭。私はいつの間にか後ろのほうにいた。笑)
自然と、必要な声をかけて、必要な行動をしてくれる仲間たち。
人の温かさを感じながら、一歩一歩進んでいく。
壁やてすり、地面の凸凹。
いつも何気なく触っているものも
ひとつひとつ、しっかりと感じることができた。
そして、お金を払って、飲み物やお菓子を購入し食す。
手元から口元まで運ぶのに緊張する。
自分の身体のことにも関わらず、一瞬口がどこかわからなくなる。笑
ひとつひとつ、ぎこちなく、いちいち緊張する。笑
そして、いよいよメインの書道!
1月のイベントは書道でした!!
今年の目標を漢字一文字書く
というお題でした。
紙を触りまくって、大きさを確認。
筆を選んで、墨をつける。
いざ書くぞ!という時は、
とくに何も気にしない。笑
よっしゃいくぞ!思いっきり書くぞ!
って感じで漢字を書きました!!笑
でも、ひとつひとつ、不安になる。
ここでいいのかな?あってるのかな?
大丈夫かな?
試合前の緊張感、不安感とはちがう感覚を味わいました。
(完成した字がこちら笑。中々でしょ♡笑)
そんなこんなで、
暗闇の中を、いろんなことを通して体験しました。
ほんの数分の体験だったと思います。
しかし、
相当な神経を使い、相当な神経が使われました。
暗闇のスペシャリストの皆様の気持ちがこの数分でわかった、なんて言えません。
しかし、わかろうと体験することができたこの経験は自分にとってプラスになりました。
メンタルトレーニングの指導をしていると、
「じゃー野村さんはできるんですか?」とか
「マイナス発言してるじゃないですか!」とか言われて
そのたびに、正直いらっとすることもありました(笑)
でも、それって、図星だからであって
そのたびに、人のことは言えるけど自分のことは違うんだよ!とか思ったりもありました。
でも、それって、違うな。って自分自身と向き合うこともできました。
そして、日常生活で感じることは、
与えられたこの身体、命を目一杯使っていくこと。
電車に乗っていると、乗っている人のほとんどが携帯電話を使っている。
街中を歩いていると、音楽を聴きながら歩いている。携帯をいじりながら歩いている。
カフェに行くと、携帯電話をいじりながら話をしている人がいる。
もっと、身近な「今」に身を置いて、
心の目・耳・口・手・足etc…
様々な自分自身の神経を研ぎ澄まして生活すべきだと感じた。
なにか、目に見えない感じ取れない何かを感じていきたいなーって。
と当時の記録にかいてあった。
8ヶ月前の自分から学ぶ。
少しでも、人の気持ちがわかるように。
自分の感性が磨かれるように。
と行ったこの経験をさらにプラスにできるよう
精進していきたい。
最後にみのり♡ありがとうね♡
また行こう!!
皆様もお時間がありましたら
ぜひ行って、日常感じない、自分自身にしか感じない、『何か』を感じて頂きたいと思います!^ ^
以上。
TMY